3月8日、さいたま市内で「3.11浦和地裁『死刑判決』61カ年糾弾!狭山第3次再審闘争勝利!3.8 埼玉集会」が開催されました。
石川一雄さん宅から発見された万年筆のインクの成分が、被害者の万年筆とは違うことが科学的に証明され、再審開始にむけた流れが加速する状況のなか、3月に行われた三者協議に続き4月にも行われることになったと、狭山事件再審弁護団の河村健夫弁護士から報告があり、裁判所が何らかの判断をするのではないかと期待のもてる集会となりました。
しかし、その3日後の3月11日に石川一雄さんが亡くなられ、第3次請求審が打ち切られてしまいました。亡くなられた石川一雄さんにかけられた「見えない手錠」をはずすためにも、私たちは再審無罪を一日も早く勝ち取らなくてはなりません。
石川さんの無念を晴らすために、妻の石川早智子さんが第4次再審請求を申し立てました。私たちは、早智子さんと弁護団を支え、一日も早い再審開始を求めます。第4次再審開始を求める署名活動も始まりました。ぜひ多くの方にご協力いただきたいと思います。
