狭山事件60年真相報告集会開催

03.11

 1963年の狭山事件発生から今年で60年になりました。石川一雄さんの無実を証明する新証拠が多数出されていますが、いまだに再審が始まっていません。私たちは、今年こそ再審開始を求めて運動を強化しなくてはなりません。

 1964年3月11日、浦和地裁内田武文裁判長が、わずか半年という審議の結果、石川一雄さんに死刑判決を下しました。それから59年を経た3月11日、さいたま市内で「狭山事件60年真相報告集会」が開催されました。

 昨年秋以降、鑑定と鑑定人尋問を求める緊急署名がとりくまれてきました。石川さん宅から発見された万年筆のインクが、被害者の万年筆のインクと全く違うことが明らかになっています。集会でも万年筆のインクが違うことが報告されました。東京高裁は、一日も早く鑑定人尋問と、万年筆のインクの鑑定実験を始めるべきです。


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