
2025年5月3日、東京・有明防災公園で、「2025憲法大集会」が開催されました。集会には3万8千人が参加しました。
スピーチでは、中央大学名誉教授の植野妙実子さんが「個人を尊重し、共生する幸せな暮らしをするのが大切。それには平和が前提。日本国憲法の『国民主権』『基本的人権の尊重』『平和主義』の三つの原則が大事」と述べました。
昨年ノーベル平和賞を受賞した日本被団協の田中煕巳さんは、「世界には核兵器が1万2千発あり、そのうちの4千発は今すぐ発射できる状態。ロシアやイスラエルは核の脅しをしている。核戦争の危機だ。核兵器も戦争もない社会をつくろう」と訴えました。
古賀茂明さんは、「平和をつくるためには世界の市民がつながって平和を守ること。日本が中国を攻めることはないと話をすることが大切。話をすることで中国との関係を安定化させることが大事」と訴えました。
国会議員からは、辻元清美(立憲民主)、田村智子(共産)、くしぶち万里(れいわ)、大椿ゆうこ(社民)、伊波洋一(沖縄の風)の5人があいさつしました。
リレートークでは沖縄、ジェンダー、国際連帯などの問題について発言が行われ、平和な世界をつくってことの重要性について確認しあいました。
