3月16日、「原発のない悪島を!県民大集会」が福島市パルセいいざかで開催されました。集会には、全国から1100人が参加しました。福島第一原発事故から13年が経過しましたが、いまだに事故の収束の目途はたたず、今も3万人近くの人々が避難生活を余儀なくされています。
昨年、多くの反対を声を無視して国と東電は、ALPS処理水(放射能汚染水)の海洋放出を強行しました。事故を起こして溶け落ちた燃料デブリに直接触れた放射能汚染水を海洋放出したことにより、近隣諸国から非難の声があがっています。今後どのような環境汚染が広がるかが危惧されており、一日も早い海洋放出の中止が求められます。
「国際社会や国民の理解を得られないALPS処理水の海洋放出に抗議する」「2度と福島原発事故のようなことは起こさせない」「福島原発事故を風化させない」という実行委員長のあいさつのあと、さようなら原発1000万人アクションを代表して呼びかけ人の落合恵子さんがオンラインで連帯の挨拶をしました。
続いて、福島の様々な現状(生産者の思い、生活再建の状況、健康被害の課題、再生可能エネルギー)が報告され、多角的な「福島からの発信」がされました。
集会の最後には、2024県民大集会アピール が採択され、「福島を風化させるな!」の文字が一面に並ぶプラカードアピールも行われました。
「2024原発のない福島を!県民大集会」が開催
03.16