さようなら原発全国集会

03.20

 3月20日、代々木公園で「さようなら原発全国集会」が開催され、6000人が集まりました。
 主催者あいさつで落合恵子さんは「事故から13年が経ち、現実から目をそらすシステムが沢山ある。しかし、能登で地震があり、この地震大国に原発はいらない。私たちは福島を忘れない、原発と私たちの命は共存できない」と訴えました。
 主催者あいさつに続いて、福島や石川、宮城から報告が続きました。首都圏の茨城からは、東海村村議の阿部功志さんが、年末に東海村は避難計画を発表したが、その3日後に能登半島地震が起きた。大地震が起きたときに避難は無理と述べ、東海第二原発の再稼働をさせないために頑張ろうと訴えました。
 集会の最後に鎌田慧さんは「福島原発事故から13年経ってもまだ原発があり、原子力緊急事態宣言下でも岸田首相はまだ新増設を言っている。地震多発の日本に原発はいらない。脱原発に向かって、さようなら原発の力を強めていきましょう」と結びました。
 集会後には、渋谷コースと原宿コースに分かれてデモが行われました。


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